保育士として主婦業を兼ねる
私の身近には保育士以外の職業についている知人も多くいますが、やはり結婚をするとかなり大きな環境の変化は経験することになります。
愚痴のようになりますが、女性の場合結婚をする・しないという人生の岐路に立った時「家庭と仕事をどうやって両立していこう」ということを考えますが、男性の場合はそんな両立を悩みとして挙げることってまずないですよね。
それはそうと、結婚をしてまず訪れる変化が「家に早く帰る理由ができる」ということです。
独身のときには、なんとなく気分が乗らなかったり今日は早く帰りたいと思っても、周囲になかなか言い出しづらく、よほど緊急の用事でも無い限りは仕事が終わるまで帰れないということもよくありました。
ですが結婚をして家庭を預かる身になってみると、家族の用事が、という理由をつければ案外早く仕事を抜けることもできやすく、時間の使い方がうまくなったように感じます。
それは裏返すと時間ではなく効率や優先順位を意識して仕事をしなくてはいけないということでもあるので、以前よりむしろ保育士としてのプロ意識は高まったように思っています。
家事がサボれなくなったということ
自分一人で生活をしているときには、多少部屋が汚れていたりゴミ出しをしなかったりということがあっても、結局迷惑をするのは自分一人なので我慢をするなり他の対応方法を考えるなりを自分の責任で行ってきました。
ところが結婚をして夫と家事を共同作業でしていくとなると、自分がサボると叱られてしまったり、逆に相手に家事をしっかりやってと言いづらくなったりと不都合なことが増えてきてしまいました。
仕事もそうですが家事においてもだらだらとするのではなく、きちんと行うためのスケジューリングをやっていく必要が増えてきたと言えます。
自分に厳しくなったという反面で、結婚をして自宅に帰れば夫がいるという生活はとても心理的な安心感があり、ちょっとしたことでイライラしたり不安になったりするということも少なくなりました。
まだまだ結婚生活はスタートしたばかりですが、よりよい生活を長く続けるための工夫は常に考えていきたいと思っています。