体を動かす遊びが人気
保育士として仕事をしていていつも驚くのが子供たちの元気です。
大人ならば「あー疲れた」とすぐに腰をおろしてしまいたくなるような時ですら、休憩なしであちこち走り回っている様子を見ていると、本当に子供の体力というのは無尽蔵なものなんだなと思ってしまったりします。
そんな元気一杯の子供たちですからおとなしく寝息を立てているところを見るとよりいとおしく感じるのかもしれませんね。
話がズレてしまいましたが、今回紹介をしたいのが子供たちに大人気の遊びについてです。
子供たちは体を動かすのが好きなのでやはり人気の遊びというと外などの広い場所を駆けまわるような運動系の遊びです。
子供のうちはそう難しいルールは理解ができませんので、鬼ごっこのような単純なものが好まれますが年中さん以上になってくるとかなり複雑なルールのものもきちんと考えて遊べるようになってくるのでより遊びの幅が広がります。
缶蹴りやだるまさんがころんだなどはしっかりとルールを守らないと成立しない遊びですが、できるようになってくると子供たちの方からやりたいとリクエストをもらえるようになります。
室内でのレクリエーション
外遊びの他にも室内でするレクリエーションも大好きな子供が多くなっています。
お遊技場ではちょっとした遊びができる広さになっているので、フルーツバスケットや椅子取りゲームのようなイスと道具を使ったレクリエーションがよく行われています。
ただこうしたイス系の遊びはどうしても気が強い子や体格がしっかりしている子供が有利になってしまうので3月生まれなどクラスで生まれ年が若い子は勝てなくてかわいそうに思ってしまうこともあります。
体力が関係なく遊ぶことができるのが言葉を使ったゲームです。
伝言ゲームやしりとり、連想ゲームのようなものは比較的子供の能力差を気にせず遊ぶことができます。
チーム制にすると競い合う気持ちができるのかかなり夢中になって遊んでいる様子が見られます。
工作にもちょっとした工夫を
天気が悪いときやお遊技場が使えないときにはおとなしく室内で遊ぶことになりますが、そんなときには一緒にできる工作も人気があります。
原始的な遊びですが折り紙やあやとりといったものは場所もとらず用具も簡単に用意ができるのでみんなで手軽に遊ぶには最適です。
自宅におばあちゃん世代の方がいるときなどは家で教えてもらうのかかなり上手に折り紙やあやとりができるようになっている子供もいます。
保育士として仕事をするときに工作でよく使うのが牛乳パックです。
牛乳パックは手軽に手にはいりますし、色々と工作にするときに勝手がよくまたハサミで切ったときにちょうどよい手応えがあります。
手先を使った遊びは難しいものもありますが慣れてくるとかなりたくさんのことが身につくので個人的はこちらの方が子供と一緒にするときに楽しい遊びだと思っています。