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子供を叱るのって難しい

ついつい感情的にならないように気を付ける

保育園で働いていると、やっぱり、悪いことをした子を叱らないといけないタイミングもたくさんあります。

意外と子供って、しっかりと説明すればちゃんと理解してくれるんですが、中には、理解していてもわざとやる子、ちゃんと理解が追い付いていない子なども居たり。
出来るだけ感情的にならないように注意はしているんですが、忙しいとついつい、感情を挟んで叱ってしまいそうになるので、グッとこらえて深呼吸をする癖をつけるようにしています。

とは言え、理解をしていてもなかなかいうことを聞かないお転婆な子もいるわけで。
なかなかどうして、こういう子を対応するのが一番難しいんですよね。

他のお子さんを殴ったりしたら、すぐに止めに入ったりするんですけど、ずる賢い子は、先生がいないうちに影で隠れてやったりして。
大喧嘩に発展してから、やっと異変に気が付くということもしばしばあります。

まだまだ保育士としての実力不足で情けない話なんですけど、そういう時には親御さんにもしっかりと報告して、親御さんも一緒に、三人で話し合いをする場を設けることも。
親御さんのいうことはきちんと聞く、という子も多いので、こうした方法を取らざるを得ない場合もあるんですよね。

さみしくていけないことをしている子もいます

なんでもかんでも悪いことをしたら即叱る、という単純な問題でない所が難しいところ。
悪いことと分かったうえでいけないことをして、周りの注意を惹きたいという子もいるんです。

そういう子はとにかくさみしがり屋で、誰かに構ってもらいたくて、わざと叱られるような事をしちゃう子もいます。
なので、しっかりと構う様にするととてもいい子になって、一気に解決するという場合も多いんです。

反対に、そういう子を同じように叱りつけてしまうと、心に傷を負って、ふさぎ込んでしまうような子もいます。
この見極めがすごく難しくて、まだ経験が浅い私では、そう簡単に判断できないのが悔しいところです。

やはり先輩保育士さんはその点違くて。
どういうタイプのお子さんで、どういう叱り方をするのが最適か、分かっているのがすごいんです。
ただただ尊敬で、私もいつか、先輩みたいな保育士になれれば良いなぁと、試行錯誤の日々を送っています。

うちの子も大きくなっていくと、きっとこういう時期を迎えるんだろうなぁ…。
でも、自分の子と他のご家庭のお子さんはやっぱり違うものでしょうし、一概に一緒には出来ませんよね。

これから先も、お子さんが安心して楽しめる環境作りを出来るように、まずは、お子さん一人一人ともっとしっかりと向き合って、話をする機会を設けるようにしたいと思います。