保育士の標準的な服装
保育士の職場では何よりも動きやすい格好をしていないといけません。
基本的なスタイルは私服にエプロンを合わせたものですが、この私服もスカートなどでは何度も立ったり座ったりするのに不自由をしてしまうので、よほどのことでもない限りみなさんパンツスタイルをしています。
私の職場ではジャージOKなのでほとんど毎日ジャージスタイルをしているのですが、私立の保育園などでは身だしなみをかなり厳しく定めていてジャージNGというところもあるようです。
そうした場合にはチノパンなどスラックス系を着用する保育士さんが多くなるようですが、なかなか大変そうだなと思ったりします。
ジャージというとどうしても休日のおじさんのような服装を考えてしまうところですが、最近では女性でもスポーツをする人が増えたせいかとてもおしゃれなものも出回っていて、選ぶ時にも困るようなことがありません。
色も黒や紺色のような暗めの色ではなく、ピンクや水色のように子供に好かれやすい色調のものも多いので選ぶときに気を使うようにしています。
おしゃれよりも清潔感を意識します
保育士の仕事では、子供と一緒に外を走り回るばかりでなく時に漏らしてしまった子供の世話をしたり、吐いたものを掃除したりするようなこともあります。
ですので下手におしゃれをしていると自分が悲しい思いをすることもよくあるので、ジャージでなくとも動きやすい格好をするのがほぼ常識になっています。
必然的に髪型も動きやすくアレンジをすることになり、長い髪型の人は一つにして結んだり、まとめておだんごにしていたりします。
私も保育園に勤め始めたばかりの頃は長い髪の毛をしていたので結んで仕事をしていましたが、夏場など非常に暑い時期についに我慢ができなくなってしまいバッサリと切ってしまいました。
以来短めのスタイルで通していますが楽なのでなかなかロングヘアに戻りたいという気持ちになりません。
髪の毛については女性ならカラーリングなどもしたいといころですが、やはり派手目な色は保護者受けが悪いということで行うことはまずありません。
難しいところですが、あまりおしゃれすぎないようにしつつも見る人に清潔感を感じてもらえるような工夫が必要になってくるのです。
子供から好かれるスタイルとは
子供の目線は素直なので、ちょっと疲れていたり表情が暗かったりするとすぐになつき方がちょっとよくないなと感じてしまいます。
保育士になるための勉強をしていたときにも「子供は笑顔の人に近づく」と教えてもらいましたが、笑顔を作りつつできるだけ明るい雰囲気を作っていくことが最も重要なポイントとなっています。
明るいというのは雰囲気もそうですが文字通り色で表現することができるもので、エプロンや手袋など身につけるアクセサリーのすべてをできるだけキレイな色にするように心がけています。